スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は、ユーロ(EUR)は昨日対米ドル(USD)に対して付けた1.0240付近の新たなサイクル安値からわずかに回復したが、取引中の反発はこれまでのところ1.03以下で失速していると指摘した。
ユーロは小反発
「私の見方では、ユーロはかなり過小評価されているが、現時点で大幅な上昇を期待する理由はほとんどない。ドイツの失業率は12月に1万人増加し、失業率は6.1%にとどまった。データは1万5千人の予想を上回った」得。”
「短期的な価格シグナルは、昨日の日中安値付近で小規模な反転が起こった可能性があることを示唆している。6時間足ローソク足チャートの強気の「ハンマー」シグナルは、週末に向けてユーロにある程度の前向きな勢いをもたらしたが、全体的なトレンドは引き続き非常に弱気であり、現時点ではリバウンドが大きくなる可能性は低い。」
「抵抗線は1.03付近で形成されているが、この数字を上回って1.0360/90に達するまでの小さな押し上げが生じる可能性があり、そこではより売り意欲が高まる可能性が高い。サポートは1.0240/50だ。」