コメルツ銀行の商品アナリスト、カーステン・フリッチュ氏は、ブレント原油の価格は昨年約3%下落したと指摘する。
OPEC原油生産、12月に日量12万バレル減少
「1バレル当たり75ドル未満という年末水準は4年間で最低だった。年明け以来、価格は著しく上昇し、昨日は1バレル当たり77.5ドルと10月中旬以来の高値に達した。」
「理由の一つは、制裁強化により、市場に流通するイランとロシアからの原油が減少する可能性が高いという懸念である。さらに、ブルームバーグは調査で、OPECの原油生産量が12月に日量12万バレルと減少し、アラブ首長国連邦の影響で12月に減少したと報告した」これについては特にエミレーツが責任を負っており、ここ数カ月で合意をはるかに上回った生産を行っている。」
「しかし、生産目標に拘束されているOPEC9カ国の過剰生産は、12月時点でも日量40万バレル以上に達していた。」