ING商品アナリストのウォーレン・パターソン氏とエワ・マンセイ氏は、昨日ICEブレントが1%高で決済され、原油価格は引き続き良好にサポートされていると指摘した。
市場センチメントは引き続きポジティブ
「北半球各地での寒波を背景にセンチメントは引き続きポジティブで、原油需要が高まる可能性が高い。さらに、アジアのLNGスポットは原油に対してプレミアムで取引されており、代替リスクが高まっている。」
「その間、トランプ大統領がイランに対してどの程度タカ派的になるかについての不確実性がある程度の支えとなるだろう。ロシアとイランに対する制裁の拡大により、この石油の流入はさらに困難になっており、アジアのバイヤーはすでに中東からの代替ルートを模索している。この動きにより、ブレント・ドバイ・スプレッドはここ数週間でマイナス領域に押し込まれていたが、その後プレミアムに戻った。」