OPEC コメルツ銀行の商品アナリスト、カールステン・フリッチュ氏は、石油需要予測を5カ月連続で下方修正したと指摘した。
OPECは原油市場は供給不足が続くと予想
「OPECは現在、今年は日量160万バレル、来年は日量150万バレルの増加を予想している。」
「7月の対応予測は依然として日量60万バレル、40万バレル増と良好だった。ここ数カ月間に予測された減少は、現実への段階的な調整を示している。しかし、現在の予測はまだ楽観的すぎる。つまり、さらなる下方修正が必要である」今後数カ月以内にそうなる可能性が高い。」
「需要減少の予測にもかかわらず、OPEC+が予定通り4月から石油供給を段階的に増やしたとしても、石油市場は来年も供給不足が続くだろう。 OPEC+はこの予測を信じていないようだが、そうでなければ計画された増産をさらに延期する決定は必要なかっただろう。」